亘理英里
亘理 英里(わたり えり)は、横田卓馬による日本の漫画作品『背すじをピン!と〜鹿高競技ダンス部へようこそ〜』に登場する人物。
プロフィール[編集]
- 所属 - 鹿鳴館高校一年四組。
概要[編集]
メインヒロイン。競技ダンス部員で土屋雅春のパートナー。努力家の女の子。よく笑う。
『革命機ヴァルヴレイヴ』に亘理エリ(わたり エリ)という読み方の同じ人物が登場しているが、まったく関係ない。
動向[編集]
部活体験入部期間の初日に競技ダンス部へ男子が下心目的で集まる中で、唯一来ていた女子。土井垣真澄が現れて男子が退散する中で、捕まって残っていた土屋雅春と共に真澄と理央にダンスの姿勢を教わったり、音楽に合わせてとりあえず踊ったりする。そして、土屋雅春と帰り道で会話をして「土屋くんいてくれたら心強い だから明日も来てくれたらいいな…って」と言って別れる。
体験入部二日目は男子がほとんどこなくなって女子が多くなっている中で、友達のちかねと一緒に顔を出す。体験入部に顔を出した女子のほとんどは競技ダンス部へは入らなかったが、自分に自信をつけたいと競技ダンス部へ入部する。土屋雅春も一緒に入部することになり、パートナーとなった。
競技ダンス部では筋トレやランニングをした後に、土屋雅春と「ブルース」の練習をする。ブルースを習得した後に、試合に出るための衣装をレンタルすることになる。真澄の母親がやっているところで先輩たちが選んでくれた衣装を格安でレンタルする。そこで、競技ダンス部をやっている御木清斗とロシア語を話すターニャと初めて顔を合わせる。人見知りのターニャに別れ際にロシア語でお別れをいって、日本語で「サヨナラ」と返してもらうのだった。
スタンダードダンスのために土屋雅春とワルツの練習をする。競技ダンス部以外でも人気のない土屋雅春と公園で練習するなどして、ライズ&フォールを早くも身につけたりする。試合前日にも先輩と一緒に髪をセットした後の夜に土屋雅春と会って練習している。
試合では緊張から体が固くなって動けなくなってしまい、足運びも間違えて涙を流してしまう。それでも、土屋雅春の言葉で後半に立ち直って少しながらも踊ることができたが、一次予選で敗退してしまう。そして、もっと頑張ると誓うのだった
鹿鳴館の文化祭では競技ダンス部主催の社交ダンスパーティーをするために、土屋雅春と一緒にオリジナルダンスを踊ることになる。そこで、クイックステップをやることを考えて楽しいダンスを踊ろうと練習していく。そして、文化祭でダンスを成功させるのだった。これによって、英里はトラウマを克服することとなった。
市内のダンス大会では、緊張しつつも笑顔で普通に踊ることができた。これによって、一次予選をぎりぎりながらも通過するのだった。二次予選では敗退するも確かな手ごたえを感じるのだった。
次はオールジャパン・ジュニアダンススポーツカップ大会への出場をすることになる。そこで、部長の提案でみんなで夏合宿をすることとなり、コーチの下で学んでいく。そして、必殺技として他の人よりも早く動いていく練習を始めるのだった。