肥満

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

肥満(ひまん)とは、体脂肪率が過剰に高いこと。循環器系に負担がかかるため循環系の病気にはなりやすくなる半面、癌に罹った場合には体力があるため強い治療に耐えられる。体が肥え太っていること。「人間はどの程度太っているか痩せているかを表す目安を「肥満度」といい、「BMI」(ボディ・マス・インデックス)が用いられることが多い。

肥満で大きな問題となるのは、体自体が太っていること“そのもの”ではなく、

  • 血圧の上昇
  • 血管壁の劣化
  • 血液の成分の変化

である。
悪玉コレステロール血管壁にくっついて血液が流れにくくなったり、血液の塊が剥離して末端部の動脈を詰まらせて血栓症を起こすなどが多い。
予防法としては適度の運動とバランスの取れた食事があるが、その人本来の体質もあって一概にはいえない。総じて効果があると云われるものに、

  • 出汁を利かせる - 脂肪や砂糖が結果的に減る。
  • 酸味料と香味料と香辛料を活用する - 美味い者は味わって食べるため満腹感が得られる。
  • 油脂のコクにはあまり頼らない - でないと味覚が鈍る。
  • 野菜の鮮度や魚の旬に気を配り、季節感を味わう

お肉やケーキ、西洋菓子パン、ファストフードは槍玉にあげられがちだが、工夫次第では改善の余地がある。ただし素材に凝らないと美味くないので、多少懐が痛めば手もかかる。

肥満には、「内臓脂肪型肥満」と「皮下脂肪型肥満」がある。太り過ぎは「高度肥満」に当たる。高度肥満では、腎臓では腎不全というように死亡率の高い恐ろしい病気になる。

肥満は、体内に脂肪を過剰に含んでいることにより、脂肪酸が酸化し、加齢臭も起きる。 一方、「肥え、満ちる」タイプの善玉肥満があり、

  • 肥満の人は体重過剰であるが、体重が重い人全てを肥満とは言わない。
  • 相撲の力士は、身体活動量が多く、脂肪だけでなく筋肉も多く、「皮下脂肪型肥満」が基準となっている。

「体脂肪率は高いが瘠せている」という「不健康な隠れ肥満]]があり、

  • 内蔵脂肪型肥満は、筋肉が衰えて、その分脂肪が増えた状態をいう。

治療[編集]

ビジネスシーンでも使えるデイパックと歩きやすいスニーカーとウォータボトル。昇りはエレベーターでも下りは階段。そしてとにかく歩くこと。バナナは携帯しておくとよい。日常生活ではコーヒー日本茶紅茶中国茶に凝る。たまに無性に甘いものが欲しくなったら、「これは脳が欲しがっているのだ!」と思ってコーヒーゼリーアイスミルクティでなければ豆大福をお奨めする。糖・糖質・蛋白質が時間差で効いてくるし脂肪分はゼロである。より緊急性が高いのはおはぎである。

脚注[編集]