老女的少女ひなたちゃん
ナビゲーションに移動
検索に移動
『老女的少女ひなたちゃん』(おばあちゃんしょうじょひなたちゃん、The Cute Little Granny Girl Hinata chan)は、桑佳あさによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『月刊コミックゼノン』49号(2014年12月号)から2022年6月号まで連載された漫画作品。2015年8月20日より単行本が発売されている[1]。
ストーリー[編集]
月見里日向は、三芳とよとして88年の人生を全うした後に生まれ変わった幼稚園児。おばあちゃんみたいな言動を取りつつも、周囲と楽しく過ごしていく。
登場人物[編集]
太野幼稚園[編集]
- 月見里 日向(やまなし ひなた)
- 本作の主人公。愛称「ひなちゃん」。「三芳 とよ(みよし とよ)」という名前で88年の人生を幸せに生きた後に交通事故によって亡くなったが、赤ちゃんとして転生。両親にすくすくと育てられて太野幼稚園に通う。
- おばあちゃんとしての記憶があるため、縁側でお茶を飲むなどしているので幼稚園では「おばあちゃんみたい」と思われている。転生したことは両親にがっかりさせたくないという想いもあって内緒にしている。方言交じりの話し方をしており、転生前の影響で一人称は「オレ」。
- トメの兄は30のときに風邪で亡くなっており、周囲の風邪には敏感に反応する。おばあちゃんとして生きてきた経験で、よく周囲を感心させている。子供好きなため、幼稚園でみんなと遊ぶことを楽しんでいる。
- トメの頃に庭で猫がトイレをしたことがあり、猫嫌い。
- 転生前の孫であるサダヲに会いたい気持ちがあり、会いに行こうとしたが家はすでにもぬけの殻になっていた。帰りが遅くなって家族に心配をかけたことで、6歳の女の子らしくなって母親に報いようとしたこともあった。しかし、母親の言葉を受けて元に戻った。
- 牧原 文夏(まきはら もか)
- 太野幼稚園に通っている女の子。日向の友人。モカとの話によって、日向は自分が生まれ変わりなのだと自覚した。
- 幼稚園児の中でも味覚が変わっており、ミントガムや梅干しを好む。
- 千春(ちはる)
- 太野幼稚園に通っている女の子。髪は三つ編みにしている。強気な性格で日向によく勝負を仕掛けたりしている。大人ぶりたい年頃。
- 咲夜(さくや)
- 太野幼稚園に通っている女の子。日向と同じで転生したらしい。物静かでクールな性格。転生前の名前は「美夜(みや)」。風呂ギライ。
- 転生前から知っているナギサという男を探しており、殺したいと思っている。
- 冬馬(とうま)
- 太野幼稚園に通っている男の子。
- アキオ
- 太野幼稚園に通っている男の子。
月見里家[編集]
- 遥登(はると)
- 日向の兄。単行本第1巻の「特別編 兄的男子はるとくん」では「遥人」表記となっている。日向のことを不思議に思いつつも、かわいがっている。
- 日向の母親
- 子供のことを愛情をもって育てている。
- 日向の父親
- 子供のことを愛情をもって育てている。
その他[編集]
- サダヲ
- 日向の転生前の孫。
- 美智緒(みちお)
- 日向の転生前の友人。第14話より登場。幼稚園で敬老の日に近くの老人センターで交友会をやったときに再会する。トメには「みっちょん」と呼ばれていおり、美智緒はトメのことを「とよちゃん」と呼んでいた。
- 最近になって老人センターに入ったが、数年前に友人(日向)が亡くなって元気をなくしていた。だが、老人センターで日向とお手玉をしたことで元気を取り戻した。
用語一覧[編集]
- 太野幼稚園
- 月見里日向の通っている幼稚園。
単行本[編集]
タイトル | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
---|---|---|---|---|---|---|
老女的少女ひなたちゃん 1 | 2015年9月10日(2015年8月20日発売) | ISBN 978-4-19-980285-0 |
| |||
老女的少女ひなたちゃん 2 | 2016年5月10日(2016年4月20日発売) | ISBN 978-4-19-980338-3 |
| |||
老女的少女ひなたちゃん 10 | 2022年1月3日(2021年12月20日発売) | ISBN 978-4-86-720289-0 |
| |||
老女的少女ひなたちゃん 11 | 2022年7月4日(2022年6月20日発売) | ISBN 978-4-86-720396-5 |
|