羽衣先生は今日もカンヅメ
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『羽衣先生は今日もカンヅメ』(はごろもせんせいはきょうもカンヅメ)は、華鳥ジローによる日本の漫画作品。
概要[編集]
『イブニング』2022年7号より連載。『イブニング』が2023年6号で休刊したため、『コミックDAYS』で2023年4月から5月にかけて最終話まで連載された。
ストーリー[編集]
グルメ作家を目指している稲葉ニチロ―は、グルメ漫画で一世を風靡した憧れの羽衣青葉のもとでアシスタントをすることとなる。青葉の缶詰に対するこだわりに驚くものの、そんな青葉の助けになればと缶詰を研究。仕事をしていく中で缶詰料理を出したりして助けになっていく中、ニチローは青葉の素顔を知っていく中で好意を強くしていく。
登場人物[編集]
- 稲葉 ニチロ―(いなば ニチロ―)
- 本作の主人公。漫画家を目指している男子大学生。グルメ作家を目指している。神山(かみやま)芸術工科大学の夢咲(ゆめさき)教授の紹介で青葉のアシスタントをすることとなる。
- 実家はいなば食堂という飲食店であり、まかないなどの手伝いをしていたこともあって料理のスキルがある。初日は青葉の缶詰に対するこだわりもあって、缶詰を使った料理を作るも満足してもらえなかったものの、喜んでもらいたいと缶詰工場を見学させたもらうなどして研究。青葉に喜んでもらえる缶詰料理を作れるようになっており、青葉の健康面も気遣ってこだわりをもっている。
- 青葉に対してはグルメ漫画で一世を風靡したことから憧れをもっており、写真のイメージから繊細で清楚なイメージをもっていたが、缶詰に対するこだわりや日常でだらしない部分に当初は驚くことも多かった。それでもアシスタントとして身近に見る漫画家としての技量に感心したり、隙の多い部分にドキドキしたりと、一緒に仕事をしていく中で好意を強くしていく。
- 背景をほとんど描きなおしてもらうことになるなどまだまだ戦力になれていないことに悩んだりもする。それで国分の紹介で山城のもとでアシスタントをやったりもしたが、羽衣先生と一緒に仕事がしたいとアシスタントをし続けることを決意する。そして、好きだと伝えようとするも恋を経験してどうなるか分からないと怖くなった羽衣に避けられてしまう。それでも想いを伝えて恋人となる。
- 7つ年下の妹に珠子(たまこ)がいる。
- 羽衣 青葉(はごろも あおば)
- 本作のメインヒロイン。缶詰に対するこだわりは強く、様々な缶詰に対する知識を持ち合わせている。ニチローの缶詰料理を気に入っている。
- 漫画の仕事の指導は苦手なようで、感覚的な教え方になってニチローにうまく伝わらなかったりする。
- 日常で隙が多く、ニチローをドキドキさせてしまうことも多い。巨乳で、国分がアシスタントとしてヘルプに入ったときに国分が思わず胸の大きさに思考をもっていかれたりしている。
- 鬼々原(おにがわら)
- 青葉の担当編集。青葉のことを監視しやすいように締め切り前にはリモートで仕事を監視したりしている。厳しいところもありつつも、ニチローの絵に対して的確に指導したりもする。また、ニチローの缶詰料理の腕を認めて、自由にやらすなど柔軟な部分も持ち合わせている。
- 国分(こくぶ)
- ニチローと同じ大学の女性。山城のもとでアシスタントをしている。
- ニチローに対して私なしではいられないようにしたいという感情をもっている。そのため、羽衣に対して嫉妬心を抱いたりもする。
- 山城 木乃美(やましろ このみ)
- 女性漫画家。普段から小声で話しており、指示が聞こえないのでアシスタントも小声で話す。大声が苦手で、他の人の大声を近くで聞くとあたふたしてしまう。小柄で小さいこともあって職場の女性たちから可愛がられている。教え方はうまく、教えられた中には商業デビューした人も多い。
- 珠子(たまこ)
- ニチロ―の妹。忙しい親代わりに面倒を見てくれていたニチロ―のことが大好き。
- 高木 祥子
- 講乱社(こうらんしゃ)編集部。
- 布袋(ほてい)
- 「缶詰とお酒を楽しめる」をコンセプトにしたバーのマスター。
単行本[編集]
巻数 | 初版発行日 | ISBN | 備考 | サブタイトル | ||
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1 | 2022年7月22日(2022年7月22日発売) | ISBN 978-4-06-528777-4 |
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2 | 2023年1月23日(2023年1月23日発売) | ISBN 978-4-06-530462-4 |
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3 | 2023年6月22日(2023年6月22日発売) | ISBN 978-4-06-532099-0 |
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関連項目[編集]
脚注[編集]