義倉蔵

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義倉蔵(ぎそうぐら)は、愛知県西尾市伊文町の伊文神社に残された江戸時代の郷倉。西尾市指定史跡。

歴史[編集]

安政4年(1857年)から安政6年頃に建てられた。城下の御用商人の平井長兵衛、鳥山伝兵衛、吉見善次郎、彦坂倭助、鳥山利兵衛、杉浦利右衛門、岩崎茂兵衛、外山清吉等が飢饉のさいに困窮者救済を行なうため御用達等の寄付米を元米として義倉に貯蔵し、平時には貸し付けて利米を稼ぎ備蓄米を増やし、万延元年(1860年)の台風、明治22年(1889年)の大津波、大正7年(1918年)の米騒動では施米が行なわれた。

脚注[編集]