纏流子

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纏 流子(まとい りゅうこ)は、アニメ『キルラキル』の主人公として登場する架空の人物。

設定[編集]

声 - 小清水亜美

概要[編集]

父親を殺した誰かを探すために、本能字学園に転校してきた女子高生。父親を殺した犯人の手掛かりと思われる「片太刀バサミ」の片割れを持っており、武器としている。

男勝りの性格ではあるが、戦闘時にスカートをサスペンダーで吊っただけの状態になって肌面積が大きくなると赤面するなどの羞恥心を見せる場面もあり、女の子らしい部分もある。その後、マコの言葉を受けて恥ずかしがることによって鮮血が寂しがっていたのだと気づくと、鮮血着用時に赤面していなくなった。しかし、パジャマ姿やパンモロを見られると恥ずかしがったりと、羞恥心自体は残っている模様。

父親が研究ばかりしていたため、温かい家庭というものを知らずに育った。そのためか、寄宿舎付きの学園に入ったことをきっかけにグレてしまう。それでも父親が死んだときには、父親のことを何も知らなかったと後悔して、父親の敵を探す。本能寺学園ではマコの家族に世話になって初めて温かい家庭に触れることができたことで、この家族の温かみを守りたいと思っている。マコとは親友関係であり、一緒にいると精神的に落ち着くことができる。

鮮血の制服を着用せずとも、複数の人間を相手にしても退けるほどの戦闘能力がある。一方で、スリをして失敗すると襲い掛かってきた満艦飾又郎が負けて素直に土下座して謝ると許したり、まだ出会って日もたっていない満艦飾マコが隆治に人質に取られた際に助けるなど、基本的に弱者に対して戦闘をしかけることはない。

動向[編集]

転校早々、流子の父親が作った片太刀バサミが対極制服に作られたことを理解していた鬼龍院皐月に勝負を挑もうとするものの、袋田隆治の前に一旦は、撤退を余儀なくされる。その後、美木杉愛九郎の思惑により、鮮血の制服を身に着けることになる。その後、隆治と1対1で戦うことになり、見事にリベンジを果たした。函館臣子を倒したことで、愛九郎に父親と鮮血についての話を聞いてから、愛九郎とは共闘関係となる。その後も本能寺学園で戦闘を繰り広げながら片太刀バサミの片割れを見て、驚きを見せた皐月から手掛かりを得られると思い、秘密を聞き出そうとする。

鮮血と共に戦ううちに実力をつけ、四天王戦では様々な戦闘スタイルを確立。しかし、縫が父親の敵だと知ったときに鮮血を暴走させて学園を半壊させてしまう。そのときには、マコの言葉で正気に戻った。実力をつけた流子は、関西を征服しようとしていた皐月と互角に戦う実力を身につけた。

関西から本能寺学園に戻った後は、皐月が「服によって人は支配されるべき」と考えている羅暁に対して反乱を企てていたことを知って共闘することとなる。羅暁の洗脳を跳ね返し、針目縫をも驚かすほどの戦闘能力を見せるが、流子自身も知らなかった生命戦維と融合していることを羅暁に知られて敗北。羅暁が実の母親であり、皐月が実の姉であるという事実も明らかとなった。自分が生命繊維でできているという事実を知ってしまった流子はショックで寝込んでしまう。目覚めた後は、自暴自棄となって単身で羅暁の待っている本能寺学園に乗り込むも、羅暁の策略で純潔を強制的に着させられてしまう。洗脳されてしまった。

洗脳後、「裸の太陽丸」に襲い掛かり、鮮血を着用した皐月と戦闘して追い込む。だが、マコと鮮血の説得で、自我を取り戻して純血を無理矢理脱いで鮮血を再び着用。縫と戦い、両腕を切り落とした。その後、皐月たちと和解。羅暁たちと共に戦うことを約束した。最後には、みんなから貰った極制服(生命繊維)を着て単身で宇宙へ飛んで、羅暁と一騎打ちとなって勝利する。対決後に羅暁が自ら死を選び、地上に帰還する途中で友達としてお互いに信頼関係を抱いていた鮮血が消滅してしまい、「鮮血ー」と叫んで涙を流す。その後、戦闘前に約束していたマコと皐月の三人のデートをしているときには笑顔を見せている。

その他[編集]

  • 2013年10月4日、東京版の朝日新聞(朝刊/23面)の一面広告欄にて、キルラキルの宣伝が掲載され、纏流子が一面に描かれている。

外部リンク[編集]