綸 直(りん ちょく、? - 237年)は、三国時代に遼東に割拠した公孫氏の家臣。
公孫淵が魏に対して反乱を起こそうとした際(公孫淵の乱)、同僚の賈範と共に公孫淵を諌めたため、怒った公孫淵により2人とも処刑された[1]。反乱を鎮圧した後、司馬懿は彼の忠義を賞して墓を建てて手厚く弔い、遺族を厚遇した[1]。
『三国志演義』では倫直と表記され、史実同様2人で諌めて共に処刑されている。