終末論(しゅうまつろん)とは、歴史には終わりがあり、それが歴史の目的という考え方である。
社会が政治・経済的に不安定になり、民衆が困窮で苦しむ時代ほど終末論は流行りやすくなる。
人類滅亡を引き起こす大災害が将来的に起きるなどの決まり文句で人々の不安を煽って信者を集めようとする宗教団体は珍しくなく、不安商法との親和性も高い。見た目上正しく見える科学的論拠に基づいて終末論を醸成させようとする似非科学者もいる。