系統番号 (バス)

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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系統番号(けいとうばんごう)とは、バス路線につけられる番号のことである。

概要[編集]

日本国内のバス路線は、LED字幕が普及してから[注 1]、系統番号が概ね付いており、系統番号がないものは田舎の路線や運行本数の少ない路線などごく一部に限られる。また、地域によって付け方も複数ある。

附番方法[編集]

東京バス協会方式[編集]

1972年に制定された方法で、原則「東京駅に近い国鉄駅の漢字1文字(国鉄駅を通らなければ私鉄駅)+数字2桁」という方式が取られている。ただし、どうしても漢字1文字が無理な場合は2文字にされることもある。私鉄駅に行くと私鉄駅の漢字を冠した系統が少ないのはこのためである。ただし、これは当時から既に無視した系統がいくつか存在しており、たとえば都営バス早77系統は新宿駅を通るのに国鉄駅が存在しない「早稲田」の頭文字を名乗っている。また、時間が経つとともに「東京駅に近い国鉄駅の漢字1文字」というのは無視されるようになり、西東京バスはこれを逸脱した附番方法を基本取っているほか、京王バス西府01系統は東京駅に近くない方の駅の漢字を冠しているし、京王バス府75系統のように国鉄駅を通るのにもかかわらず私鉄駅の頭文字を名乗っているなど、当時からするとめちゃくちゃな附番がなされるようになった。

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  1. 巻取り字幕の頃は、広島市の郊外路線や地方のバス事業者のように、系統番号の付与のないことも少なくなかった。