出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
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とは、食事用の器具のひとつであり、と並んで一般的である。 「嘴」が語源とされる。

概要[編集]

かつてはピンセット状であり(ただし、現在でも食育用あるいは介護用などとして用いられる)、古事記にあるヤマトタケルによるオロチ退治の前段として「川上から箸が流れてきた」ので「上流に住んでいる人がいるのだろう」と推したという場面がある。
中国・韓国では日本の箸より長かったり銀製だったりする[1]が、日本では長さは一咫半、多くは加賀塗りが上とされる。属人性が高く、歯ブラシなどと同じく「他の人の箸は使わない」という習俗があり、逆に直会では「神との共食儀礼」であるため割り箸を用い、食事が終わったら箸を折るという儀礼がある。
近年では「割り箸はエコではない」という誤解が一般に広まった[2]ために、樹脂製の箸が用いられたり「My 箸」の携帯 が「意識高い」ことのアピールとされることもあるが、儀礼としてはいかがなものか、と思う。「だったら、コンビニでついてくる割り箸でも使えよ」という意見もある。

関連項目[編集]

その他[編集]

参考文献[編集]

脚注[編集]

  1. 毒殺されることの防止とされる。
  2. 実際には廃材利用なのでエコである。