第5北川丸沈没事故(だいごきたがわまるちんぼつじこ)とは、昭和32年(1957年)4月12日に広島県三原市の佐木島沖で発生した沈没事故のことである。第5北川丸は広島県の瀬戸田港で観光や参詣などを終えた行楽客を乗せて尾道市に向けて航行していたが、佐木島沖で暗礁に乗り上げて沈没し、負傷者が49名、113名が死亡か行方不明となる大惨事となった。原因は定員のおよそ3倍にあたる230名余りを乗せていたことであった。