空気の無くなる日
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空気の無くなる日は日本の映画。
解説[編集]
日本映画社が1949年に制作した白黒映画で、監督・演出は伊藤寿恵男。特殊技術は東宝合成課だった。映画教室用の映画で公開はされていない。
1910年5月19日のハレー彗星大接近の頃の日本を舞台に描いている。
流れとしては日映の部長が児童雑誌に掲載された『空気のなくなる日』という童話を原作に自主製作映画を撮ろうと提案した。原作者は岩倉政治。ポプラ社から本が出ている。
あらすじ[編集]
ハレー彗星が近づいて地球上の空気が5分間だけ亡くなる事が判明する。金持ちはあれこれ策を講じ、タイヤのチューブを買い込んだりしたが、貧乏人はなすすべがなくお祈りをするしかなかった。結果として空気は失われなかった。金持ちは落胆し、貧乏な人たちは生きている事を喜ぶ。
参考文献[編集]
- 『季刊映画宝庫 第6号』、1978年4月1日。