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秋元祥治
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秋元 祥治(あきもと しょうじ、1979年12月15日 - )は、日本の事業家、研究員[1]、教授[2]。地域活性化や中小企業支援をテーマにした活動で知られる。内閣府地域活性化伝道師[3]。また、中小企業だけでなく、大企業を対象とした新規事業創出支援の取り組みも行っている。
経歴[編集]
秋元が中小企業支援に関わるようになったのは学生時代のことである。秋元が20歳の夏、東京の進学先から岐阜に帰省すると、地元の百貨店が閉店していた。地元にはびこるマイナス指向に抵抗を感じた秋元は2001年に任意団体を立ち上げ、イベント開催やフリーペーパーの発行を始めた。2003年にはNPO法人化した。これがNPO法人「G-net」である[4]。当初は街おこしサークルの認識であったが、仕事が生み出すことこそ街おこしだと気付いた秋元は、地元中小企業と若者をつなぐ長期インターンシップ制度に取り組むようになった。2012年までに学生384人が参加、受け入れ企業数は81社に及んだ[5]。この取り組みは全国的な注目を集め、高校の政治経済の教科書にも取り上げられ[4]、経済産業省が選んだ「ソーシャルビジネス55選」にも選ばれた[6]。
こうした活動が静岡県の産業支援センター(f-Biz)で所長を務めていた小出宗昭と知り合うきっかけとなり、岡崎市で2013年に設立された同様の組織「岡崎ビジネスサポートセンター」で初代センター長を務めることになった[7]。
- 1979年(昭和54年)岐阜県岐阜市出身。明徳小学校、明郷中学校、岐阜高校を卒業。
- 1997年 全日本高校生ディベート選手権大会優勝を受け、岐阜県 県民栄誉賞を受賞(岐阜高校チームとして)
- 早稲田大学 政治経済学部中退。(教育学部中退)
- 2001年、NPO法人「G-net」を創業。
- 2013年、岡崎ビジネスサポートセンター長に就任[8]。
- 2022年、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部教授(地方創生、マーケティング論)に就任。
- 2023年、ForbesJAPANが選ぶ「Small Giants innovator」に選出
- 2023年、中小企業基盤整備機構「スタートアップ支援事業」アドバイザーに就任
- 2024年、総務省「地域力創造アドバイザー」に就任
- 長女は著作「しょうがっこうがだいすき」「みんなえがおになれますように」があわせて13万部を超える秋元うい。
著作[編集]
- 20代に伝えたい50のこと(ダイヤモンド社)
脚注[編集]
- ↑ 早稲田大学 総合研究機構
- ↑ 武蔵野EMC教員紹介
- ↑ “地域活性化伝道師一覧 - 地方創生推進事務局”. www.chisou.go.jp. 2023年9月2日確認。
- ↑ 以下の位置に戻る: a b “学生時代にNPO法人設立 秋元祥治さん 地域活性化 自分の手で 今できることやってみよう”. 中日新聞: p. 22. (2018年4月8日). オリジナルの2018年4月7日時点によるアーカイブ。
- ↑ “挑め、ホンキ系就業体験 G-net・秋元祥治代表理事”. 朝日新聞: p. 名古屋朝刊6面. (2013年8月25日)
- ↑ 「特定非営利活動法人 G-net ~岐阜の地で、夢に向かって挑戦するヒトを応援する~」『ソーシャルビジネス55選』、112-113頁。
- ↑ “ひと@あいち 岡崎ビジネスサポートセンター・秋元祥治さん”. 毎日新聞: p. 愛知21面. (2017年9月4日)
- ↑ 岡崎ビジネスサポートセンター公式ウェブサイト