福田常雄
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福田 常雄(ふくだ つねお、1917年 - ?)は、日本の評論家。岩手放送最高顧問[1]。
略歴[編集]
岩手放送取締役専務[2]、副社長を務めた[3]。60歳で定年退職後、カナダのバンクーバーに1年余り単身滞在[2][3]。帰国後『六十路からの旅立ち』を刊行。徒歩で秩父三十四所観音霊場巡礼、武蔵野美術大学で絵の勉強などもし、日本で唯一の「加齢評論家」を名乗った[2]。1990年代『労働レーダー』『言論春秋』にたびたび寄稿した。84歳で亡くなった[4]。
東京都の狛江市立図書館は「狛江ゆかりの作家」の1人に挙げている[5]。
著書[編集]
- 『ヨーロッパ印象旅行――22カ国ひとり行く』 雪華社、1968年
- 『六十路からの旅立ち――バンクーバア・わが"生体実験"の日々』 現代書林、1981年
- 『秩父巡礼ひとり旅』 現代書林、1981年
- 『熟年からの人生創造――私の実践加齢学』 ティビーエス・ブリタニカ、1984年
- 『私の人生街道――<余り仏>にならないために』 未來社、1988年
- 『人生に定年なし――第二の人生をいかに築くか』 PHP研究所、1990年
- 『郷愁の盛岡――福田常雄スケッチ画集』 [画]、盛岡手紙館準備会編、盛岡手紙館準備会、1989年
- 『菜根の心――地に足をつけて生きる』 PHP研究所、1993年
- 『今だから読む菜根譚――強く淡然と生きる』 PHP研究所、1994年
- 『大人が味わう宮沢賢治童話選集』 [選]、ぱるす出版、1995年
- 『佐藤一斎「南洲手抄言志録101カ条」を読む』 致知出版社、1996年
- 『幾山河』 [画]、福田鈴江[詠]、皓心社、1997年
- 『いかに生き、いかに死すべきか――佐藤一斎「言志録」に学ぶ生き方の極意』 廣済堂出版(Kosaido books)、1997年
- 『もっと楽に生きられる――「菜根譚」で変わる人生観』 読売新聞社、1998年