神聖法皇
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神聖法皇(しんせいほうおう)とは、麻原彰晃(松本智津夫)が名乗ったオウム真理教の最高の地位、またはオウム国家構想における国家元首である。
概要[編集]
オウム真理教の国家転覆計画の一端とされるオウム真理教による構想上の国家の最高法規の草案「太陽寂静国基本律第一次草案」によると、主権者であり「シヴァ大神」の化身で「大宇宙の聖法」の具現者でもある「神聖法皇」は不可侵とされ、絶対的な権限を有する。
権限[編集]
太陽寂静国基本律第一次草案第一章では、以下のような神聖法皇の権限が定められている。
- 政府の運営に携わる官吏の任免
- 律令の制定、施行および監督
- 律令に違反した者に、大宇宙の聖法に則った刑罰を与える権利
- 軍の指揮権
- 宣戦、講和あるいは通商など、外国との条約の締結および破棄
神聖法皇位承継[編集]
「神聖法皇の譲位あるいは捨身によって、予め指名された者に継承される」とされている。