神原駿河
神原駿河 かんばるするが | |||||||||||||||||||
|
神原駿河(かんばるするが)は、西尾維新のライトノベル「〈物語〉シリーズ」の登場人物。
声優は沢城みゆき。
概要[編集]
阿良々木暦達と同じ高校の一学年下の後輩であり、弱小だったバスケットボール部を一年で全国大会にまで導いたすごい人。
学校内で彼女の事を知らない生徒はいない程の有名人であり、実際友達がいなかった暦でも、彼女の名前は知っていた。
現在は怪我が原因でバスケットボール部を引退しており、実際彼女の左手には包帯が巻かれている。
運動神経はかなり抜群である。なおその運動能力はどちらかというと短距離走向けであり、まさにバスケットボールに向いているといってもいい。
そんな彼女の本性は、「レズでBL好きな腐女子でネコで受けでロリコンでマゾで露出狂で欲求不満」である。つまりかなりの変態であり、属性過多である。部屋では常に下着姿らしい。
小学生の時に両親が交通事故で亡くなり、祖父母の元へと預けられた。旧姓は臥煙。両親が生きていた時は九州に住んでいだ。[1]
自宅は和風の豪邸[2]であり、彼女の部屋も大きい。ただし本人が片付けるのが苦手でなのか汚部屋になっており、暦が定期的[3]に片付けに行っている。
戦場ヶ原ひたぎとは同じ中学の先輩後輩の関係であり、合わせて「ヴァルハラコンビ」を組んでいたこともある。[4]
制服の時は、スカートの中にスパッツを履いている。
怪異関連[編集]
猿に願った少女。
実は彼女の左腕は怪我ではなく、「猿の手」もとい「悪魔の手」が取り憑いていたのである。その手は3回願いを叶えてくれるが、3回願いを叶えると魂を乗っ取ってしまうという性質を持つ。
神原は小学生の時に「足が速くなりたい」と願ったが、結果は競走の相手が次々重傷を負うという自体になった。それ以降神原はこの手を使わないようにした。
中学時代、彼女はひたぎの友達とあると同時に憧れの人でもあった。そしてひたぎの後を追って私立直江津高校に入学したが、その時のひたぎは怪異に取り憑かれており、変わり果てていた。何とか駿河はひたぎを助けようとしたが、ひたぎがそれを断った。その後は極力ひたぎの目に入らないように静観視していた。
しかし、ひたぎの怪異現象は暦によって解決され、その後暦とひたぎは付き合う事になった。それを見た駿河は嫉妬し、その結果悪魔の手は暦を殺そうとしたのである。彼女の左手に怪異が取り憑いたのはその時の事だと考えられる。
最終的に駿河はひたぎと和解をし、事態は解決した。
メメ曰く、彼女の悪魔の手は20歳の時に治るという。[5]
余談[編集]
- ここまでの変態属性だが、アニメで全裸になったのは「偽物語」とかなり遅い。
- 変態であるという事を除けば、実は作中きっての常識人なのではないかという説がある。