戦場ヶ原ひたぎ
戦場ヶ原ひたぎ せんじょうがはらひたぎ | |||||||||||||||||||||||
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戦場ヶ原ひたぎ(せんじょうがはらひたぎ)は、西尾維新のライトノベル「〈物語〉シリーズ」の登場人物。
声優は斎藤千和
概要[編集]
本作のヒロインの1人。[1]私立直江津高校の3年生。
阿良々木暦とは3年間一緒のクラスであったが、3年生になるまで特に面識はなかった。
病弱体質であり、体育は毎回欠席し、病院に行くことを理由に欠席や遅刻、早退なども絶えない。
しかしながら学校の成績はトップクラスであり、テストの成績は学年のトップクラスに入っている。本人曰く教科書はすべて暗記しているそうだ。
友達はいなく、滅多に口を開かない。しかしながら、気の知れた人とは毒舌で話す。
儚げな見た目から学校では「深窓な令嬢」とみなされてはいるが、本性は先程も言った通りかなりの毒舌であり、そしてツンデレである。いや、ツンデレではなくツンドラと言うべきであろうか。
愛情がすさまじく、嫉妬深い一面があり、彼氏(阿良々木暦)を廃墟に監禁したり、眼球にシャープペンシルを突き立てたりするなどの行為があったりする。
怪異関連[編集]
蟹に行き遭った少女
高校の入学前に蟹の怪異、通称『おもし蟹』に行き遭い、体重を奪われた。その結果彼女の体重は5kgという異常な軽さになってしまったのである。
そのため、服の中に大量の文房具を忍び込ませ、重し代わりにしている。その文房具は時に飛び道具として使われている。[2]
この背景には、中学時代に母が新興宗教にハマり[3]、最終的にその宗教の幹部に彼女をレイプしかける所にまで至ったことがある。それが原因で一家は破産し、さらに両親は離婚する事になった。
その後、心の拠り所を探した彼女は、おもし蟹と出会った。そして母親との思いを捨て、同時に重さを失ったのであった。
その後高校三年の5月に至るまで、その異常な軽さは治らなかった。彼女の病弱体質とは、この軽さの事を隠すためであり、嘘である。
その秘密をバナナの皮ですっ転んで暦に受け止められるというギャグみたいな出来事で暦にバレてしまう。それがきっかけで暦と忍野メメの協力によりおもし蟹に再び会い「重い」もとい「思い」を取り返す事となった。
後日談、というかオチ[編集]
それからわずか数日後の母の日の事。自ら暦に告白をして付き合うことになったのであった。[4]
6月のある日、自ら暦をデートに誘う。場所は郊外の天文台で、星を見る事であった。このためにわざわざ自分の父親に車を運転してもらい、天文台へ連れてってもらった。
偽物語で彼女と確執があった貝木泥舟との勝負がついた後は、髪を短くし、暦にもデレるようになった。その分出番も減ったが..。
脚注[編集]
関連項目[編集]
- 及川なずな- 何か似ている。いや制作会社一緒だけどさー。