祇園祭

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祇園祭(ぎおんまつり)は、京都府京都市中心部で7月いっぱいをかけて行われる八坂神社祭礼平安時代869年貞観11年)に日本各地で疫病が流行したため、災厄の除去のために行われたのが始まりである。当時は祇園御霊会(ぎおんごりょうえ)と呼ばれた。

日程[編集]

行事 内容
1日~18日 吉符入 神事始め。祭りの打ち合わせなど。
2日 くじ取り式 山鉾町の代表者がくじを取って山鉾巡行の順番を決める。
10日~14日 鉾建・山建(前祭) 鉾や山が組み立てられる。
10日 お迎提灯 提灯を持って八坂神社を出発し、決められた経路を回って戻り、神輿を迎え、神前に舞踊を奉納する。
10日 神輿洗式 神輿を八坂神社から四条大橋まで担ぎ、鴨川の水で清める。
13日 長刀鉾稚児社参 長刀鉾の稚児が八坂神社にお参りする。
14日~16日 宵山(前祭) 山鉾巡行前の一定の期間を宵山という。
16日 献茶祭 八坂神社本殿で、表千家裏千家の家元が隔年で奉仕する。
16日 岩見神楽奉納 八坂神社の能舞台で行われる。
17日 山鉾巡行(前祭) 詳細については後述。
17日 神幸祭神輿渡御
18日~21日 鉾建・山建(後祭) 各鉾町で鉾や山が組み立てられる。
21日~23日 宵山(後祭) 山鉾巡行前の一定の期間を宵山という。
24日 山鉾巡行(後祭) 詳細については後述。
24日 花笠巡行 詳細については後述。
24日 還幸祭神輿渡御
28日 神輿洗式 神輿を四条大橋へ持っていき、鴨川の水で神輿を清める。
31日 疫神社夏越祭 八坂神社内の疫神社の鳥居に設けられた茅の輪をくぐって厄除を祈願する。