磁石で浮上・走行する鉄道玩具一覧
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磁石で浮上・走行する鉄道玩具一覧(じしゃくでふじょう・そうこうするてつどうがんぐいちらん)は、リニアモーターカーのように磁石で浮上・走行する鉄道玩具の名称を並べたものである。
概要[編集]
1980年代から近年に至るまで、数年毎にどこかのメーカーから発売される。 どの製品も一過性で発売から数年で絶版になり、再生産されず、後年はコレクターズアイテムとしてネットオークションなどで取引される。鉄道模型の一種として鉄道模型の縮尺で再現されるものと玩具として製造されるものと理科の教材として製造されるものに分類される。他に浮上しないMLU001のディスプレイモデルがビッグワンガムで発売されたりした。 一覧を以下に示す。
一覧[編集]
- HSST-03 - 1985年にエンドウが製造して日航商事から販売された。走行しないディスプレイモデルと高価な走行可能なモデルとがあるが、いずれも磁力により浮上する(走行可能なモデルには電磁石が使用されている)[1][2]。
- 超電磁誘導リニアシャトル - 1990年代前半に有井製作所から販売された[3]。
- トランスラピッド - 1990年代後半に1/87スケールでドイツレベルから販売された。
- リニアライナー - タカラトミーが2015年から2017年まで発売していた。レールを繋げてコースをレイアウトできるが、値段は高い。
- リニアモーターエクスプレス - エレキットが2017年に発売。組み立てが必要。
- 浮いて!走って!すいすいスロープ - ノエルコーポレーションが発売。値段は安いが、推進用磁石による推進走行が出来ず、浮上用磁石による浮上のみ。リニア・鉄道館でのみ発売。
構造[編集]
実物とは異なり、実物が誘導反発式や吸引式磁気浮上式であってもほぼ例外なく永久磁石の同極を対面させることによる反発式になっている。そのため、ガイドレールに接触している。推進方法は電磁石による吸引が一般的。実物で使用される手法が導入されないのは小型化が困難であることも一因として挙げられる。
脚注[編集]
- ↑ 日本航空・国際科学技術博覧会出展リニアモーターカー HSST-03
- ↑ 「愛蔵版 鉄道模型考古学N : オールカラーで蘇る、Nゲージ創生期〜1990年頃の機関車モデル」 P.162、ネコ・パブリッシング、2013年4月、 ISBN 978-4-7770-5345-2。
- ↑ 「ホントに超電磁で走る!! アリイ 超電磁誘導リニアモーターカー」