真継伸彦(まつぎ のぶひこ、1932年3月18日-2016年8月22日)は、作家。
京都市生まれ。京都大学文学部独文科卒、専修大学図書館に勤務のかたわら同人誌に小説を書く。1963年、浄土真宗の歴史に取材した『鮫』で文藝賞を受賞し文壇デビューする。芝浦工業大学、桃山学院大学に勤務。1982年『青空』を毎日新聞に連載。1955年真継豊子と結婚するが、92年離婚。豊子は『女運あれど男運なし』にこの経緯を書いている。
姫路獨協大学教授となるが、定年前に解雇され、他の二人の教授ととともに解雇無効を訴えて提訴、勝訴した。『光る声』『無明』などの作品がある。