白秋詩碑苑（はくしゅうしひえん）とは、福岡県柳川市矢留本町に存在する詩碑である。
北原白秋の母校である矢留小学校の校庭の西側にある碑で、昭和23年（1948年）に建立された。横広の自然石の中央に「帰去来」の詩が白秋と親交のあった画家である恩地孝四郎の文字で彫られている。
苑内には白秋の詩歌に出てくる郷土の樹木が植えられており、碑の回りにはカラタチの生垣で囲まれている。なお、柳川市内にはこの他にも、多くの白秋ゆかりの碑が点在している。