白いソアラ
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白いソアラとは日本における都市伝説、または怪談の一つである。
内容[編集]
群馬県の国道沿いにある中古車販売店に激安のトヨタ・ソアラ(時代的に初代か2代目と思われる)が展示されており、誰かが購入し店頭から消えたものの、数日、数カ月たつとまた同じソアラが激安で展示されているというもの。このソアラは曰く付きであり、購入者や運転したドライバーがみな交通事故で死亡していたという。
解説[編集]
車にまつわる都市伝説や怪談として代表的なものであり、1980年代後半ころには定着していたという。同様の都市伝説は日本のみならず海外でもみられるものである。また、ソアラに限らず「事故を起こした車は事故を起こしやすい」といったような迷信もあり、事故を繰り返す車というのは一種の定番ネタになっている。
なお、当時はハイソカーブームであり、ソアラはその代表格であったものである。また、同時に採用された「スーパーホワイトII」はそれまでの白色からさらに白く、光沢に優れる白色であったため、同様の色が人気となりスーパーホワイトブームと言える状況であったことが背景にある。このソアラの知名度とホワイトブームにより、似たような車が市場に溢れており、白のソアラが売れた後、たまたま同じ中古車店に白いソアラが入荷すること自体は珍しい現象ではなかったとされる。また、事故で死亡したドライバーは首を切断するような大事故であったとされており、オートバイやオープンカーではない2ドアクーペのソアラでそのような事故があれば通常は廃車である。
群馬県が舞台になっている理由は謎である。