甲府市藤村記念館

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甲府市藤村記念館(こうふしふじむらきねんかん)は甲府郷土の民俗・歴史・教育・考古資料を展示する記念館である。

概要[編集]

睦沢学校は、明治8年(1875)、巨摩郡睦沢村(現在の甲斐市)に建築された校舎である。1957年まで校舎として使用された。1966年(昭和41年)に武田氏館跡(武田神社)西曲輪に移築された。山梨県第5代県令藤村紫朗にちなみ「藤村記念館」と命名され、1969年に郷土資料館(歴史や民俗の「教育資料館」)として開館され一般公開された。郷土の民族・歴史教育・考古資料,藤村紫朗の書簡・遺品など教育資料を展示する。

建築[編集]

当時の県令藤村紫朗が積極的に奨励した擬洋風建築(西洋建築に似せて建てられた建築物)であり、明治前期には市内の多くの官公舎、学校、商家などがこの様式で建てられ、「藤村式建築」と言われた[1]。英国公使のアーネスト・サトウは、甲府の街中に西洋式建築が建ち並ぶ様子に驚き、その数はまちの規模からして日本一と言わしめた。 外壁は漆喰塗りの日本壁で、隅は黒漆喰で石の形を示し、屋根は宝形造の桟瓦葺で、中央に太鼓楼と呼ばれる塔屋を載せる。

基本情報[編集]

  • 名称:甲府市藤村記念館
  • 指定:区分…国指定重要文化財(建造物)
  • 指定年月日…昭和42年6月15日
  • 休館日 :月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始
  • 開館時間:午前9時~午後5時(感染症の影響により当面の間は午後4時まで)
  • 入場料:入館無料
  • 所在地:山梨県甲府市北口2-2-1(甲府駅北口広場)
  • 交通:JR中央本線甲府駅から徒歩3分

公式ページ[編集]

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  1. 藤村記念館NPO法人甲府駅北口まちづくり委員会