田子台遺跡(たこだいいせき)とは、千葉県安房郡鋸南町下佐久間に存在する遺跡である。
浦賀水道を見下ろす比高60メートル余りの高台の上にある遺跡で、縄文時代前期から弥生時代後期に及ぶ間古代人達の居住に利用されていた住居跡で、千葉県の史跡に指定されている。
昭和27年(1952年)5月に早稲田大学考古学研究室の手で発掘調査が行われ、住居跡の発見や小さな青銅器の破片、壺、瓶といった弥生式土器なども出土した。
出土した遺物は西に隣接する鋸南第二中学校に保管されている。