田原祭り
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田原祭り(たはらまつり)は、愛知県田原市で開催される祭礼。毎年9月中旬に開催される。
特徴[編集]
近世の田原は田原藩の城下町だった。田原祭りは江戸時代に蔵王山中腹にあった熊野神社の祭礼として始まったとされ、江戸中期までは熊野神社の祭礼であった。1753年より熊野神社、神明社、八幡社の三社による祭礼となった。現在は、神明社、八幡社、巴江神社の三社である。
愛知県に多い山車まつりであり、五町合同花火大会と同時に開催される。氏子は5町であるが、うち3町が「からくり山車」を繰り出す[1]。
田原市の中心市街地には山車や田原凧を展示している田原まつり会館がある。
参加する町[編集]
- 萱町(神明社)
- かや組 分銅組 明治組 萱若連 萱子連
- 本町(神明社)
- 雪輪組 のんき連 雪童連
- 新町(八幡社)
- 魁新組 新勇組 大正組 めなぎ連 新子連
- 巴江(巴江神社)
- 桜組 巴組 巴童連
- 衣笠(神明社)
- 衣組 笠組 衣子連
萱町・本町・新町の「山車とからくり人形」は、1988年(昭和63年)7月1日に田原市有形民俗文化財に指定されている[2]。最終日の夕方には、はなのき広場で手筒花火・大筒花火・打ち上げ花火が上げられる。
外部リンク[編集]
- 田原のまつり 田原市
脚注[編集]
- ↑ からくり人形を乗せた山車、神輿、手筒・大筒・打ち上げの花火大会まいぷれ豊橋田原
- ↑ 指定文化財一覧田原市、2016年4月1日