田中俊行

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田中 俊行(たなか としゆき、1978年 - )は、日本怪談家、呪物収集家イラストレーター、デザイナー。

経歴[編集]

実家は魚屋。幼少期は元気で明るい性格でクラスの人気者だった。しかし、中学2年の頃に大事故に遭い、救急車に運ばれた。事故により一時的に記憶喪失になったという。これを機に内気な性格になってしまう。

芸術大学を目指していたが、受験当日に寝坊し、大学費用として両親から貰った30万円を旅費に使い、内緒で海外逃亡した。その後、海外でお金が尽きて帰国した。

2013年に「稲川淳二の怪談グランプリ」で優勝を果たす[1]

呪物収集家として[編集]

呪物収集家として有名である。漫画『呪術廻戦』で呪物が登場したことにより、名前が知られるようになった。

幼少の頃より怪談話や奇妙な物が好きで収集するようになる[1]。呪物はネットオークション、古物商、世界中の収集家から呪物を購入している[2]。アパートの自室に壁から床にかけて100点以上の呪物を所有している[2]

著書[編集]

単著[編集]

  • 怖い部屋の話 ゾッとする間取りと事故物件(2022年10月20日、宝島社
  • 呪物蒐集録(2022年12月16日、竹書房
  • あべこべ(2023年6月26、二見書房
  • 神戸怪談(2023年10月30日、竹書房)

共著[編集]

  • ぼくと呪物の奇妙な生活 呪物コレクター誕生秘話編(2023年7月27日、竹書房)- オオイシヒロト共著

脚注[編集]

  1. a b 田中俊行 プロフィール(文春オンライン)
  2. a b 田中俊行さん「呪物蒐集録」インタビュー いわくに取りつかれた男”. 好書好日 (2023年3月2日). 2024年1月10日確認。

外部リンク[編集]