生徒の身体検査訓令(せいとのしんたいけんさくんれい)とは、日本の文部省が明治18年(1885年)12月28日に出した訓令である。これは直轄学校に生徒の活力検査を毎年4月に実施するように訓令したものであり、身長・体重・胸囲のほかに両手を広げた長さや肺活量などを検査するようにされたもので、これが学校の身体検査の始まりとなる。明治31年(1898年)に学校医制度が発足し、視力や聴力などが加わって健康診断重視に改定されるまで続けられた。