琵琶湖疏水(びわこそすい)とは、滋賀県の琵琶湖の水を京都府京都市へ供給する水路である。
大津市の三保ヶ崎の取水口からトンネル・開水路・水路橋などで京都市内まで上水道用の水を送り、高低差を利用した水力発電も行う。1890年に第1疎水が完成。その後電力需要と水需要の増加から第2疎水が計画され、こちらは1912年に完成した。
完成から100年以上が経過する現在も京都市の重要な水源となっている。
開削当初は舟運も目的とされ、蹴上にはインクラインが敷かれて船ごと輸送していた。