王 延翰(おう えんかん、? - 926年)は、五代十国の閩の第2代君主(在位:925年 - 926年[1])。歴史的に嗣王(しおう)と呼ばれる[1]。字は子逸[2]。
初代君主・太祖の長男[2]。925年、父が死去すると跡を継いで王となるが、義兄弟の王延稟(王審知の養子)と実弟の王延鈞に背かれて殺され[2]、王位は王延鈞が継いだ。