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玄武洞
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玄武洞(げんぶどう)は、兵庫県豊岡市赤石にある柱状節理の洞窟である。
概要[編集]
玄武洞の柱状節理は、玄武洞のすぐ西の円山川の対岸にある二見山の噴火により噴出した溶岩が固まったものとされている。二つ穴が開いているように見える洞窟は、江戸時代に石材として重宝された柱状節理の玄武岩を利用するために人により掘り進められたもので、現在は採石が禁止されている。1925年の北但震災で崩れた岩は、城崎温泉街を流れる大谿川の護岸にも使用されている。
玄武洞の名称は、柱状節理の形から亀の甲羅を連想してつけられた。玄武洞公園には、玄武洞を含め5つの洞窟がある。
松山基範博士が、1926年に玄武洞の岩は現在とは逆の方向に磁気を帯びていることを発見、その後の論文で地球の地磁気が逆転を繰り返していたと世界で初めて提唱した。
アクセス[編集]
豊岡駅からタクシー約15分・城崎温泉駅からタクシー約10分・玄武洞駅から渡し船約3分