父系馬鹿

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父系馬鹿(ふけいばか)とは、主にサラブレッド種の競走馬の父系(サイアーライン)や種牡馬について記載されているデータベース・ブログである。

主なシリーズ記事[編集]

サイアーライン[編集]

軽種馬のサイアーラインを、三大始祖のみならず、フェアファックスモロッコバーブ系等の既に途絶えてしまっている根幹種牡馬や純アラブ種のサイアーラインまで完全とは言わないが網羅している[1]。しかし記事が作られた順番は順不同である。また、記事は更新されておらず[2]、すでに古くなっている情報が殆どである[3]

新種牡馬リーディング考察[編集]

記事タイトルでは「新種牡馬リーディングを振り返る」という名前でやっている。1988年から2007年までに初年度供用された種牡馬(1世代辺り20~60頭)の新種牡馬リーディングランキングを掲載。その中には結果を出せず数年で廃用乗馬(意味深)行きになったような知名度皆無な種牡馬の情報も載っている。主流血統の移り変わりや、輸入種牡馬の波の中に内国産種牡馬の活躍が垣間見える。

内国産レッドリスト[編集]

日本国内で繁栄したことがある父系のうち、現在は既に滅亡したか、滅亡の危機にある父系を紹介するシリーズ。「かつての栄光を偲び、現在の惨状を厳しい状況を知る」という目的で始まった[4]

現役種牡馬や現役競走馬の数、質から考えその父系が滅亡する確率を5段階評価している。系統滅亡確率の目安は[の数×20%]。

★★★★★ 絶滅・あるいは絶滅確定。現役種牡馬も現役の牡馬産駒もいない状況。
★★★★☆ 絶滅寸前。現役種牡馬はいないが、現役の牡馬産駒は残っている状況。
★★★☆☆ 絶滅危惧。現役種牡馬はいるが、種付け数が非常に限られている状況。
★★☆☆☆ 準絶滅危惧。現役種牡馬がおり、そこそこの種付け数はキープしている状況。
★☆☆☆☆ 人気の現役種牡馬や強力な後継馬が多数いる状況。

父系馬鹿 内国産レッドリスト - シービークロス系より

内国産ホットリスト[編集]

日本国内で繁栄している父系のうち、10年後、20年後に存続しそうな父系や更に発展する可能性を秘めている父系を紹介するシリーズ。最初は種牡馬御三家の二頭の系統、ブライアンズタイム系トニービン系を取り上げ、その後は暫くサンデーサイレンス系の分岐[5]を掲載。その後は御三家の父系に対抗しうるエルコンドルパサー系フレンチデピュティ系等から「えっ?こんな種牡馬でも系統として認められるの?」というものまで幅広く取り上げられている。

こちらもやはり現役種牡馬や現役競走馬の数、質から考えその父系が存続、発展する確率を5段階評価している。将来系統が存続する確率の目安は[の数×20%]。

★☆☆☆☆ 危険。今現役の種牡馬が引退すればたちまち絶滅が危惧される危険な状況。
★★☆☆☆ 警告。後継種牡馬がいるにはいるが、このままでは衰退は免れない状況。
★★★☆☆ 注意。それなりの後継種牡馬がおり、何とか父系が繋がりそうな状況。
★★★★☆ 安泰。有力な後継種牡馬に恵まれており、父系の存続は安泰な状況。
★★★★★ 絶対安泰。将来のリーディング候補がおり、今以上の発展が期待できる状況。

父系馬鹿 内国産ホットリスト - ブライアンズタイム系より

註釈・脚注[編集]

  1. 父系馬鹿:サイアーライン - livedoor Blog(ブログ)
  2. ブログというサイト形態の特性上、難しいのかもしれない。
  3. 現在でも存続している父系の記事は殆どが2008年(16年前)に書かれた記事である。16年は競馬の世界では、当歳の仔馬だった馬の大半が競走馬を引退し、繁殖馬使役馬お察し下さいになっている年数である。
  4. 父系馬鹿:内国産レッドリスト - シービークロス系 - livedoor Blog(ブログ)
  5. フジキセキ系、ステイゴールド系、ディープインパクト系etc

外部リンク[編集]