煮しめ系茶菓子(にしめけいちゃがし)は、その名の通り煮ることで生まれる茶菓子。
著名なものとして煮しめ椎茸がある。煮しめ椎茸は、白味噌の煮付けに鰹節を入れて煮詰め、酒をさしてさらに椎茸を煮るものである。安土桃山時代に餅が作れなかったとき、この煮しめ椎茸を作る事でなんとか茶菓子を確保した。他にも種類は様々で、同じ作り方をするものに煮しめたタコ、サザエ、ゴボウ、こんにゃくがあった。