為替操作国(かわせそうさこく)とは、不公正な競争力を得るために自国通貨を安く誘導しているとアメリカが判断した国家のことである。アメリカ財務省は半年ごとに議会に提出する為替報告書で、対米貿易黒字が年に200億ドル(日本円で約2兆1000億円)以上などの基準で為替操作国かどうかを判断している。国際通貨基金(IMF)も含めて協議し、進展しなければアメリカ議会に対処を求めることができる。