鰹箱

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

鰹箱(かつばこ)とは、鰹節(本枯節)を削るための木製のケースをいう。

上下二段の箱と考えてよい。

  • 下は抽斗つきのケースであり、削り上がった鰹節を受ける。抽斗口は手前に。
  • その上に刃先を手前に刃先してに鉋を(刃を上にして)置く。

鰹節はあらかじめ堅めに絞った濡れ布巾や濡らしたペーパータオルでくるんでジップロックのふ黒に入れて数時間おく。しかるのち跪坐して膝の間に置き、掌底で押し出すように削る。
+ 鉋の刃は、裏出ししていない一枚刃なので、普通に家庭で研げる。

削った鰹節は、そのまま小さな湯呑に入れて醤油をまぶし、握り飯の具やごはんの具、湯豆腐の調味料としてもよい。

脚注[編集]

関連項目[編集]