渋谷道玄坂ローライダー暴走事故

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

渋谷道玄坂ローライダー暴走事故とは、2023年10月7日東京都渋谷区渋谷スクランブル交差点付近で発生した交通事故である。

概要[編集]

2023年10月7日の午後7時半過ぎ、20代の男性が渋谷スクランブル交差点を神宮通りから道玄坂へ左折する際、何らかの理由で大回りで交差点に進入。道玄坂に入った後も旋回を続け、そのまま付近にあった喫煙所に衝突したもの。なお、進路上には喫煙所から溢れた喫煙者が複数おり、7人が轢かれたものの全員が軽傷であった。なお、運転手は駆けつけた警察官により過失運転致傷罪の容疑で現行犯逮捕された[1]

事故を起こした車は所謂「ローライダー」と呼ばれる改造が施された車であり、事故の前から周囲を走っていたという。また、その際にスリーホイラーなどという三輪走行をしていたという証言もあり、パフォーマンス走行中にバランスを崩し、そのまま喫煙所へ突っ込んだものと推定される。

なお、事故現場付近はローライダーたちが毎月の第一土曜日に「渋谷ジャック」と称して集まっており、事故当日も10月の第一土曜日であった。事故以前の動画内でもスリーホイラー(ハイドロリクスサスペンションにより極端なインリフトのような状態を作り出すもの)で交差点を旋回している様子が確認できている[2]。車高を上げ下げするハイドロリクスサスペンション自体は違法ではないものの(構造変更申請が受理されれば合法的に使用できる)、走行中に極端に上下させることができるものは保安基準不適合であるとされており[3]不正改造車に該当するものである。 このことなどから起こるべくして起こった事故であるとして、ローライダーやカスタムカーに対する目が一段と冷ややかになっている。

関連項目[編集]

参考[編集]