消火栓 (ゲーム)

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消火栓』(しょうかせん)とは、フリーノベルゲームである。ジャンルは推理ホラー2018年現在、公開が停止されている。

概要[編集]

バスケ部の高校生が主人公。夏休みの合宿中に次々起こる怪奇事件の解決に挑戦する。

恋愛シミュレーションゲーム制作ソフトを使って開発されている。同ジャンルの“ヒロイン選択システム”に着想を得たと思われる「犯人マークシステム」が特徴的である。単に選択肢をしらみつぶすだけではクリアできない奥深さを作り出すことに成功した一方、ゲームルールの直感的な分かりにくさというデメリットにも繋がっている。同制作ソフトはグラフィックにおけるバグが多いため、室内なのに太陽が照ったり雪が降ったりすることもある。制作者も懸命にデバッグはしたようだが、完全には潰しきれなかった模様。また、吉里吉里2などの他のノベル制作ソフトに比べると、システム面は完璧とはいえない。既読スキップが用意されていないため、何度も繰り返し読んだり周回プレイすることが前提となっている推理ゲームとしては、必ずしも遊び心地がよいとはいえない。

作者のハンドルネームはtokitan1978。ツイッターから本名が安間正博であることが明らかになっている。(初めはハンドルネームを使ってツイッターで活動していたが、途中から実名公開主義に変えたらしい。)各種発言からカプコンコンセプトなどでゲームスタッフを務めていた安間正博氏と同一人物であると推測される。

2012年上半期ごろまではダウンロードが可能であった。公開停止の理由は、公式ページで「現在のOSで正常動作しづらいため」と説明されている。Vectorにおける公開も取り消されたものと見えて、ページが見つからなくなっている。実際、最近のOSでは強制エラーが頻発し、安定して遊ぶことは難しかった。

シナリオを書いた時はまだ19歳だったという。一度ニコニコ動画に作者自らが実況プレイ動画を投稿したこともあったが、現在では全て自主的に削除されている。削除理由は不明。

作者本人によってiPhoneへの移植が予定されているが、完成のめどは不明である。気長に待つことにしよう。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]