泉北高速鉄道9300系電車
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泉北高速鉄道9300系電車(せんぼくこうそくてつどう9300けいでんしゃ)は、泉北高速鉄道が2023年8月に運用を開始した新型通勤車両である。
概要[編集]
2022年11月11日に導入が発表された通勤車両[1]。南海電鉄の8300系をベースとしており、外装や内装は泉北高速鉄道の車両として親しみやすいデザインである。
泉北の車両としては12000系以来5年ぶりで、通勤車両に絞ると7020系以来15年ぶりの新造車両となる。4両編成2本が2023年8月に運用を開始し、2024年2月にさらに4両編成2本が追加増備された。
車両構造[編集]
車体[編集]
泉北のラインカラー「ブルー」と、通勤車両の車体色「アイボリー」を組み合わせたデザイン。ステンレス製である。窓は複層ガラス。
車内[編集]
木目調を用いて、落ち着きと安らぎの空間を演出。座席カラーは既存の通勤車両と同じ。4カ国語に対応した液晶案内ディスプレイ、多目的スペース、優先座席や車いす・ベビーカースペースを設置。抗菌・抗ウイルス加工済み。
機器類[編集]
走行用モーターには全閉内扇型主電動機を採用し、騒音を軽減。車内照明、前照灯などの全灯具にLEDを採用し、3000系と比較して消費電力を約50%カットする。
その他[編集]
9300系の導入に合わせて、5000系、7000系、7020系はラインカラーを「ライトブルー」と「ブルー」の2色から、「ブルー」の一色に変更する。
また、9300系の導入によるものかは不明だが、2024年1月に3000系の3511Fと3521Fが、6月に3509F・3551F・3553Fが除籍された[注 1]。
注[編集]
出典[編集]
- ↑ 新着情報 (2022年11月11日). “新型通勤車両「9300系」を導入します”. 泉北高速鉄道 2022年11月11日閲覧。
関連項目[編集]
- 南海8300系電車 - ベース車。