河童

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河童とは、日本各地で目撃されている妖怪未確認生物の一種である。

形状[編集]

背丈は、四・五歳の子供位。髪型はおかっぱ頭。

体色は青や青黒色、灰色であり、地域により赤という意見もある。

手足に泳ぐ為に手足に水かきを持つ。背中には甲羅をある。

頭に「皿」というくぼみがあり、その中に少量の水が入っている。皿の周りには髪の毛のような物がある。

口は尖り、嘴になっている。

生態[編集]

皿の水がある時は陸上で過ごす事が出来るが、無くなってしまうと死んでしまう。

水中に人や動物を引き入れて、獲物の血を吸って、尻から腸を抜くという習性がある。

キュウリが好物である。人間と相撲を取るのも大好きである。相撲の相手になると水中に引き込まれたり、病気になったりするとされる。

鳴き声は「ヒルヒルヒル」。

苦手な物は、鉄などの金属、仏教関係の道具、鹿の角、人の唾液である[1]

人間との関係[編集]

水神祭や川祭の時に、水難の被害が無い事を祈る為、キュウリを備える地域もある。

田植や草刈りを手伝ったという話や、毎日魚を届け、家を富裕にしたと言う伝承も残っている。

1950年代に『かっぱ川太郎』『かっぱ天国』などの「河童マンガ」が流行し、「河童ブーム」が起きた。

河童に関する言葉[編集]

河童転じ、水泳が上手い人やキュウリ、キュウリが好きな人、見世物小屋の呼び込み、江戸の柳原や本所辺りの売笑婦を言う事もある。

かっぱ巻き
河童キュウリを好むことからこの名がついた。

正体[編集]

ニホンカワウソ
15世紀に書かれた辞書『下学集』に「カワウソは年を取ると『カワロウ』になる」と書かれている。
ニホンスッポン
甲羅があることや狂暴な事など、色々、共通点があることからスッポン説がある。

脚注[編集]

  1. @goshuinchouのポスト2024年1月3日閲覧。