池宮彰一郎
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池宮彰一郎(いけみや しょういちろう、1923年5月16日-2007年5月6日)は、作家・シナリオ作家。
人物[編集]
東京生まれ、静岡県育ち。本名・池上金男。静岡県立沼津商業学校卒。徴兵されて満州、ペリリュー島、台湾に転戦する。戦後は脚本家として、「十三人の刺客」などを執筆。69歳の時に長編『四十七人の刺客』を書いて作家デビューする。93年、同作で新田次郎文学賞を受賞、高倉健主演で映画化され、一躍人気作家となる。94年『高杉晋作』で直木賞候補、95年『千里の馬』で同。99年『島津奔る』で柴田錬三郎賞受賞。
だが2002-03年にかけて、『遁げろ家康』『島津奔る』に、司馬遼太郎の『覇王の家』『関ヶ原』と文章や会話の類似が指摘され、両作とも絶版となり、盗作と認定された(柴田錬三郎賞の取り消しはなかった)。