気性難
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気性難(きしょうなん)とは、気が荒い動物を表現する言葉だが、一般には競走馬に対して使われる。
概要[編集]
競走馬の筆頭であるサラブレッドは品種改良の過程で足の速さを第一優先に改良を行っていった。そのためサラブレッドは何らかの形で気性に難を持つようになってしまったが、気性難がいい方向に作用したことでレースで大活躍し、馬主や生産牧場に多大な利益を齎した名馬も数多い。しかしその一方で気性難が悪い方向に作用してレースに使うことも出来ず、廃用となって食肉加工に回された馬も知られていないだけ・忘れられているだけで多く存在するという。
なお気性難は生まれつきだけでなく、調教やレース、牡馬であれば過度の種付けが原因の後天的な気性難も存在する。
気性難の改善方法としてよく使われるのは去勢だが、去勢が使えるのは牡馬だけである。去勢された牡馬は騸馬となり、種牡馬入りすることはできなくなる。