森林環境税
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森林環境税(しんりんかんきょうぜい)とは、森林の継続的な保護や育成を目的とする日本の税金。全国の8割の都道府県や横浜市は、名称の違いもあるが、一般財源である道府県民税の均等割に上乗せする形で採用している。国税としても、2018(平成30)年度税制改正大綱[1]で盛り込まれた仮称でもある。
内容[編集]
国税としては、住民税に上乗せして1人年間1000円を徴収し、年約600億円の税収を森林面積などに応じて原則市町村に配る。地方税と同様に、荒れた森林の間伐や人材育成などに充てる予定[2]。
課題[編集]
中山間地の経済的な潤いをどう考えるか[3]、また、直接的な恩恵を感じづらい都市住民の理解を得られるか、都道府県と市町村の役割がどうなるのかについても判然としない[4]。