森政稔
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森 政稔(もり まさとし、1959年 - )は、思想史家。東京大学大学院総合文化研究科国際社会科学専攻教授。専攻は政治・社会思想史[1]。法学修士(1985年、東京大学)[2]。
略歴[編集]
三重県生まれ。東京大学法学部卒業、同大学大学院法学政治学研究科博士課程中退[1]。筑波大学社会科学系講師を経て、1992年東京大学教養学部助教授[3][4]。同大学大学院総合文化研究科助教授を経て、2003年教授[5]。
著書[編集]
単著[編集]
- 『変貌する民主主義』 筑摩書房[ちくま新書]、2008年5月
- 『〈政治的なもの〉の遍歴と帰結――新自由主義以後の「政治理論」のために』 青土社、2014年7月
- 『迷走する民主主義』 筑摩書房[ちくま新書]、2016年3月
- 『戦後「社会科学」の思想――丸山眞男から新保守主義まで』 NHK出版[NHKブックス]、2020年3月
- 『アナーキズム――政治思想史的考察』 作品社、2023年3月
編著[編集]
- 鬼塚雄丞、丸山真人共編『ライブラリ相関社会科学 3 自由な社会の条件』 新世社、発売:サイエンス社、1996年7月
- 山脇直司、内田隆三、米谷匡史共編『ライブラリ相関社会科学 7 ネイションの軌跡』 新世社、発売:サイエンス社、2001年6月
訳書[編集]
- 太田次郎総監訳、桜井邦朋、山崎昶、木村龍治共監訳、久村典子訳『現代科学史大百科事典』 朝倉書店、2014年5月
主要論文[編集]
- 「体系と批判(一)――初期プルードンの正義論」『社會科學研究』第42巻4号、1991年1月
- 「体系と批判(二)――初期プルードンの正義論」『社會科學研究』第43巻2号、1991年9月
- 「政治思想史のフェミニスト的解釈によせて」 原ひろ子、大沢真理、丸山真人、山本泰編『ライブラリ相関社会科学 2 ジェンダー』新世社、発売:サイエンス社、1994年9月
- 「民主主義を論じる文法について」『現代思想』第23巻12号、1995年12月[2]
- 「ナショナリズムと政治理論」 山脇直司、内田隆三、森政稔、米谷匡史編『ライブラリ相関社会科学 7 ネイションの軌跡』新世社、発売:サイエンス社、2001年6月[6]
- 「アナーキズム的モーメント」『現代思想』第32巻6号、2004年5月
- 「〈政治的なもの〉と〈社会的なもの〉――その対抗と重なり」『社会思想史研究』第34号、2010年
出典[編集]
- ↑ a b 戦後「社会科学」の思想 森 政稔(著/文) - NHK出版 版元ドットコム
- ↑ a b 教員 GHP: グローバル共生プログラム
- ↑ 森政 稔 (Masatoshi Mori) - マイポータル researchmap
- ↑ 森 政稔 (70200384) KAKEN
- ↑ 『学内広報』No.1260、東京大学広報委員会、2003年4月1日
- ↑ 森 政稔 筑摩書房