クワ(桑)とは、クワ科クワ属の樹木。日本在来種のマグワと蚕とともに移入され帰化したカラグワがある。
あやかり茶の原料のひとつとしても使われる。
農具としての鍬とは同音であるが別物である。
基本的には蚕の食草として知られる、ただしその果実は「ドドミ」「ドドメ」と呼ばれて賞味され、「ジャムにしたら美味かろう」と思う。濃紫色を「ドドメ色」と呼ぶことは一般的である。
クワを栽培する広大な農地が必要である。戦前と違い、絹に代わる合成繊維の普及で養蚕が廃れ、桑畑が激減しつつある日本では、まとまっての採収が困難なため、なかなか入手できない。