柑橘類(かんきつるい)とは、ミカン科に属するミカン(蜜柑)、カラタチ(唐橘)、オレンジ、レモンといった植物の総称である。どの範囲までを含むか、定義はあいまいである。
果実の中心部から取れる果汁が酸味料として利用されることが多い。「ユズ」は「柚」の果実である「柚子」を由来とする。
果実皮の表面は、リモネンなどの芳香成分を含む。また、表皮の内側(いわゆる「白い部分」)はペクチンを含むため、ジャムに用いられる。
ナミアゲハの幼虫が餌として好んで食べる「食草」でもある。[1]