東山植物園バナナぽっきり切断事件
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東山植物園バナナぽっきり切断事件(ひがしやましょくぶつえんバナナぽっきり切断事件)は、1981年(昭和56年)5月18日に愛知県名古屋市千種区の東山動植物園で起こった切断事件。
経緯[編集]
名古屋市の東山動植物園では、大温室の入口付近で台湾バナナを栽培している。1981年(昭和56年)には残念ながら1房しか実らなかったが、長さ1.2mの列状に、10センチ大の青い果実が120-130個実っていた。5月18日午後3時頃、巡回中の係員が無残な姿のバナナを発見。この房は何者かに折られており、バナナの高さから見て大人の仕業とみられる。植物園長は「植物園にとってバナナの実は、動物園のゾウやキリンのような存在。お客さんも楽しみにしていただけにショックだ」と話す。
東山動植物園で起こったその他の事件[編集]
- インドゾウ飼育係轢殺事件
- 1955年(昭和30年)6月17日に起こった事件。東山動物園の象徴でもあったインドゾウのマカニーとエルドが、担当の飼育係を踏み殺した。
- 東山公園駐車場スライドドア首切断事件
- 2007年(平成19年)7月12日に起こった事件。東山動植物園の駐車場に男性の首が落ちているのが発見され、近くの自動車の中から胴体も発見された。警察は男性が首にロープを巻いたまま自動車を発進させて自殺を図ったとしている。
- 特定動物ニホンザル逃走事件
- 2012年(平成24年)10月15日に起こった事件。オスのニホンザル「ムコドノ」が飼育舎から逃走し、東山動植物園周辺の住宅街に出没した。18日には飼育舎から約300m離れた森に設置した罠にかかっているのが発見された。
参考文献[編集]
- 中日新聞“台湾バナナの房折られる 東山植物園 係り員もショック 心ないおとなのしわざか”1981年5月22日夕刊6面