東京臨海高速鉄道71-000形電車
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71-000形電車(71-000かたでんしゃ)とは、東京臨海高速鉄道が導入を進めている鉄道車両である。
概説[編集]
製造から約30年が経過した既存の70-000形を置き換えるために計80両が製造予定である。
拡幅車体を採用することで定員がE233系7000番台とほぼ同じになるほか、ホームとの段差も解消される。また、17インチの2画面液晶ディスプレイとフリースペースをすべての車両に設置することにより車内快適性・利便性ともに70-000形と比べて大幅に向上している。座席モケットは灰色、車内妻面は紺色を採用する一方、外装は従来の青・緑に波模様を加えることで東京湾ウォーターフロントと臨海副都心の雰囲気を表している。
製造は総合車両製作所が担当し、相鉄12000系と同じくsasutina車体を採用する一方で、床下機器はE233系ベースのものを履くE235系との折衷使用になっている。編成番号は目撃情報から70-000形から続番でZ11~、ATACSはID-171~になる模様。
動向[編集]
2024年11月に第一編成が出場し、新津から東京総合車両センターまで山手貨物線経由で2日間にわたって甲種輸送された。
2025年から営業運転を開始し、2027年度までに70-000形をすべて置き換える予定。