東京相互無線

出典: 謎の百科事典もどき『エンペディア(Enpedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

東京相互無線(とうきょうそうごむせん)は、かつて存在した東京23区武蔵野市三鷹市タクシーの共同配車などを行っていた協同組合である。

概要[編集]

正式名称は江東乗用自動車協同組合で、その名前の通り殆どの加盟事業者が江東区に所在していた。組合指定の車体色が存在せず、行灯、前ドアのトレードマーク、無線番号の表示以外は各事業者の判断に任せられ、チェッカーキャブにも加盟してそちらの指定色である朱色とクリーム色を使用していることもあった。

2005年に日本交通グループへの加盟を選択した扇橋交通以外の加盟各社がチェッカーキャブへの加盟を選択。翌年の無線システムデジタル化時に無線がチェッカーキャブの物に統合され、組合による無線配車は終了した。なお組合の法人格はその後も残存しているが、チェッカーキャブへの加盟を選んだ各社も2020年代初頭までにチェッカーキャブを脱退しており、事実上消滅している。