東京港臨海トンネル

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東京港臨海トンネル(とうきょうこう りんかいトンネル)は、東京港臨海道路に存在する、東京都大田区城南島令和島をつなぐ、1.96キロメートルの海底トンネル。自動車専用道路

概要[編集]

11函のセグメントにより構成された沈埋トンネルである。1函およそ120mであり、沈埋トンネル区間長は1,329m。歩行者、自転車などの軽車両、また排気量50cc以下の原付は走行できない自動車専用道路である。全線片側2車線(令和島側の側道出入口付近を除く)かつ規制速度は50km/hである。

物流の要衝である大田区大井ふ頭と、令和島のコンテナふ頭を結ぶ重要な路線であり、昼夜を問わず貨物車両が行き来する。また、東京湾の上半を囲うように走る国道357号線(湾岸道路)のバイパスとしても機能しており、一般車も見られる。

とはいえ、特に深夜は交通量も少なく、また信号のない見通しの良い道路であるため、速度違反が多発しており、覆面パトカーや白バイが多数目撃されている。なお速度違反の事実を運転者に確認し反則切符を作成するサイン会場は、西行であればトンネルを出てすぐの側道合流地点付近、東行の場合東京ゲートブリッジ手前の車線増加地点付近などが使われる。

歴史[編集]

2002年度に完成し、先だって1980年に開通していた第二航路トンネルと合わせ、当時未開通であった国道357号線を補完し得る存在として注目された。2012年、東京ゲートブリッジの開通に伴い、海底トンネルという特性上事故時に大きな被害を引き起こす可能性がある事から危険物搭載車両の通行が禁止となった。

出典[編集]