村瀬翔太

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村瀬 翔太(むらせ しょうた)は、桃月すずによる日本漫画作品おかえり、ただいま、また明日』の主人公。

概要[編集]

就職浪人で、珈琲専門店 アポロでアルバイトをしているフリーター。菜々子たちの住む木造アパートに引っ越してくる。菜々子のことは「菜々さん」と呼んでいる。菜々子には「村瀬くん」と呼ばれている。

動向[編集]

1日目
引っ越し先の大家さんに手続きをした帰りにゴミ捨て場でブツブツ言いながら持ち帰ろうか悩んでいた菜々子を見つける。アパートの住人だと知って、挨拶をしようとするも怪しい人と間違われて部屋に逃げられてしまう。
アポロのマスターに無茶なシフトにも頑張ってくれて感謝していると、新しい子が来月から来るから就職活動に本腰を入れて頑張ってくれと言われる。そして、来月から収入が減ることとなって今後はどうするかと悩みつつ、引っ越しの荷ほどきをする。
いらない物を捨てたところで再び菜々子に会う。そして、菜々子に改めてアパートの住人に新しくなったと挨拶をする。菜々子は、翔太が卒業制作で作った木造の椅子兼台を見て目を輝かせて欲しがる。どうせいらないからと菜々子にあげて、「大切にします」と言われるのだった。それに悪い気はしない翔太だった。
2日目
アパートの引っ越しの挨拶で小百合の部屋を訪ねる翔太。すると、彼氏と間違った小百合が抱き付いてきて、小百合に殴られてしまうのだった。丁度、部屋に遊びにきていた菜々子もいて、名前が分からずに咄嗟に「ゴミの人の知り合い」と言ってしまって小百合ににらまれてしまう。その後、菜々子の発案で翔太の歓迎会をするということで、翔太は菜々子と一緒に買い出しに出かけるのだった。
買い出し中に翔太は菜々子にさっきは名前を分からずにゴミの人と言ったことを謝ろうとする。すると、菜々子は笑いながら「いいんです」と言い、小百合についてのことを話す。それに翔太は「裏表がなさそうでいいよね」と言って、菜々子は翔太が小百合のことをきちんと理解していると喜んでいる。
翔太の部屋で行われた歓迎会は小百合と菜々子がお酒に酔って騒がしくなる。そんな中、菜々子はお酒をこぼしてしまって、携帯電話が壊れてしまう。データが飛んだから菜々子に買い替えればと勧める翔太だが、菜々子は駄目と熱くなってしまう。小百合になだめられた菜々子はそのまま寝てしまい、翔太は小百合に菜々子は大切なものが変化していくことに抵抗があるという話を聞く。
翔太は菜々子の携帯電話を修理しようとするも、結局直らなかった。菜々子は翔太にお礼を言って「でんわ屋さん行かなきゃね」と言い、翔太は菜々子のでんわ屋さんという言葉にがツボにはまるのだった。そして、翔太は菜々子に一緒にでんわ屋さんに行こうかと誘うのだった。
3日目
バイトから戻って母親から届いたはがきを読んだ後、菜々子と一緒に携帯電話を買いに出かける。無事に菜々子は携帯電話を買えるも、帰りのバスは一時間以上待つということで一緒に歩いて帰ることになる。
帰り道に菜々子から昔遊んでいた公園がなくなって心のどこかが削り取られたような感じがして思い出が変わってしまうのが寂しかったという話を聞く。そして、携帯電話が変わることにもこだわってしまって酔った勢いで困らせてしまったと翔太に謝罪してきて、翔太は携帯電話に菜々子がこだわっていた理由に納得するのだった。
菜々子が夕焼け空があったかいと言うのを聞いて、翔太は日没まで母親を待っていた子供のころを思い出す。そして、翔太は母親が送ってくるような珍しい柄の切手で母親に返事を書こうと考えるのだった。
4日目
菜々子と小百合の話が聞こえてしまい、菜々子が経験がないということを知ってしまう翔太。菜々子が処女だと知ってしまって悶々としてしまうのだった。
仕事からの帰り道に翔太は小百合に言われて心から人を好きになったことがないと悩んで寒空の下で悩んでいる菜々子を見つける。急いで部屋に入れて菜々子を暖める。菜々子に人を好きになるってどういう感じなんだろうと聞かれて、話しているうちに近づいてきた菜々子に手をにぎられる。そのまま、距離が近づいていったため、翔太は「離れて」とゆっくり押し戻す。すると、我に帰った菜々子は顔を赤くして部屋を出て行って、翔太は部屋で一人悶々とするのだった。
5日目
小百合がヒロと喧嘩しているのを見てオロオロする菜々子。それを見て、翔太は二人にさせてやろうと菜々子を引き寄せる。小百合とヒロは和解してエッチを始めたため、思わず外に出ると同じタイミングで菜々子も出てきる。そして、二人は外で時間を潰すことになる。
6日目
新人の天野も新しくバイトに入ってきて二週間。帰りに雨が降ってきてしまって、びしょ濡れになってしまう。帰ってみると同じように濡れていた菜々子の姿を見て、思わず意識してしまう。菜々子が洗濯物を取り込んでくれており、翔太に頑張ってて偉いと言われて心が温かくなるのだった。
バイト中に思わずニヤニヤしてしまって、天野にきもいと言われてしまう翔太。そんな中、菜々子が店を訪ねてくる。天野に彼女さんと聞かれてただの隣人と否定して、ホットココアを菜々子に出すも飲んだらすぐに帰ってしまったことに意外だなと考える翔太。天野は自分と翔太に菜々子が焼きもちを焼いていたのではないかと言い、気になった翔太は菜々子の部屋を訪ねる。
部屋を訪ねるも妙な雰囲気になる中、転びそうになった菜々子を支えようとして抱き合う格好になる。菜々子に翔太のことを弟みたいに思っていたけど違うことに気づいたと言われて、いい雰囲気になる二人。そこに小百合が帰ってきて急いで二人は離れるのだった。
7日目
小百合に髪をいじってもらう。そんな中、菜々子がクリスマスに一生懸命頑張っているという話を聞いて、菜々子に彼氏がいると勘違いする。そして、バイトでへとへとになった帰り道に菜々子と会う。菜々子にクリスマスと言うことで大型イベントのある花屋を頑張っていたと聞いて、菜々子がデートするというのは勘違いだったと知る。そして、久しぶりに二人で話せて、翔太は菜々子にお疲れとコーヒーを渡すのだった。
8日目
お風呂が壊れて、菜々子に銭湯の「桃の湯」に連れて行ってもらう。女湯の方で菜々子が入っているのを考えてしまって、悶々としてしまう。銭湯からの帰り道に、菜々子に「変に気を遣ったりしなくていいよ」と言ったところ、ほっとした菜々子がお腹がすいたということで、ベンチで一緒に肉まんを食べるのだった。
9日目
菜々子との二人きりの空気に耐えられずに上手く話すことのできない翔太。そんな中、そばを作っている最中にブレーカーが落ちて停電。菜々子に抱き付かれるも転んでしまって押し倒す形になってしまう。ごめんと謝るもイヤじゃなかったと菜々子に言われて、改めてキスをする。そして、菜々子に気持ちを伝えるのだった。
10日目
菜々子に告白するも特別な変化もなく、悩む翔太。バイト中に天野が風邪が悪化したため、家まで送って看病する。すると、天野は菜々子のことで悩んでいる天野の背中を押して、翔太は菜々子に会うために走りだす。そして、菜々子と抱き合うのだった。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]