李克

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李 克(り こく、? - 紀元前395年)は、中国戦国時代政治家文侯をたすけて魏を戦国最初の覇国にした。李 悝(り かい)とも言われる[1]

生涯[編集]

魏の文侯に仕えて宰相に任命された[1]富国強兵のため、土地を開発して生産力を増大し、豊作の年に安値で穀物を買い入れ、凶作の年に穀物を放出して穀物価格の安定を図ったりした[1]。さらに諸国の刑法を整理して中国で最初の系統的な法典とされている『法経』6篇を編纂した[1]。また文侯に有能な人材を見抜く5つの視点を説いている[1]

脚注[編集]

  1. a b c d e 青木五郎、中村嘉広 編『史記の事典』大修館書店、2002年、p.562

参考文献[編集]